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チャイコフスキー作曲 白鳥の湖より スペインの踊り  ナポリの踊り
 

スペインの踊り

ナポリの踊り
曲のせつめい
 この2曲は「白鳥の湖」の第3幕で演奏されます。
 王子の青年式の祝賀会は実は王子ジークフリートの妃を選ぶのが目的でしたが、ジークフリートの母である王妃は舞踏会に登場する6人の王女の中から妃を選ぶように命令します。王子はいやいや一人ずつと踊りますが、ついには王妃の命令を拒否してしまいます。失望し怒った王妃はもとの席にもどりますが、大勢の招待した客のために何もなかったように舞踏会を続けさせます。ここで色々な国の民俗色豊かなダンスが登場しますが、この中の2曲が「スペインの踊り」と 「ナポリの踊り」です。
 この踊りが終わると突然招待状を持たないお客の到着が発表され、人間に姿を変えた悪魔ロットバルト男爵と魔法でオデットそっくりに見える彼の娘オディールが登場します。王子は最愛の白鳥の姫がきてくれたと思い喜んでオディールと踊ります。