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ヨハン・ヨゼフシュトラウス作曲 ピッチカートポルカ


ライトアップされた公園のヨハンシュトラウス像

ウイーンの町並

 ワルツ王といわれるヨハンシュトラウスには弟のヨゼフシュトラウスという作曲家があり、二人は同じワルツの作曲家として活躍していますが、ライバルとしてぶつかるようなことはなく、それぞれの時得意な分野を活かして活躍していたといわれています。この曲はいつもは入れ違いで訪れるロシヤのハバロフスクで、しばらくいっしょに過ごす機会があり、久ぶりに家庭を離れて兄弟だけで暮らしているうちに、子どもの頃を思い出したのか、いたづら気分で二人でこの作曲したといわれています。
 普通はピッチカート(弦楽器を弓を使わず指で弦をはじいて音を出す)は曲の途中の効果的に思われる部分だけに使われますが、この曲は最初から最後までピッチカートだけで演奏するように作曲されており、とても楽しい曲です。

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