曲 名 下の曲名クリックしても演奏聞けます。

オーストリア民謡 ヨハン大公のヨーデル

 

曲のせつめい

 ヨーデルはスイス、オーストリアのチロル、ドイツのバイエルン地方などのアルプス地方の人々や羊飼いの間で、今も歌い継がれている裏声を使った独特な歌い方の民謡ですが、この曲はイタリアのフィレンツ出身で、後にオーストリアの大公になり、この国の人々から大変尊敬されていたヨハン大公が亡くなった時に、悲しんだアルプス地方のヨーデル歌手たちが一斉にヨーデルを歌い出し、この歌声がアルプスの山々こだましたと伝えられており、この時に中心

となった歌が「ヨハン大公のヨーデル」として伝えられたといわれています。
 アルプス地方の音楽に欠かせない楽器はアルペンホルンですが、上の写真のよう何本かの楽器を同時に吹いて和音の美しさを出すこともできますし、1本の場合にはアルプスの山にこだまして帰って来た音に合う音を吹き、一人で和音の美しさを味わうこともできるようです。左上はチロルの風景
   

もとのページにもどる