曲 名 ( 下の曲名クリックしても演奏聞けます。)
解 説


ウイーンのアルバートホール


ヨハン・シュトラウス一世

 ウィーンフィルのニューイヤー・コンサートでお馴染みの「ラデツキー行進曲」は,1848年に北イタリアの独立運動を鎮圧したオーストリアの貴族で軍人のヨーゼフ・ラデツキー伯爵(1766-1858)を讃えるため、にヨハン・シュトラウス1世(ワルツ王ヨハン・シュトラウスの父)が作曲した「行進曲です。 ラデツキー伯爵は、対トルコ戦争やナポレオン戦争など、多くのオーストリアを守る戦争に参加し、1836年に元帥、1849年にロンバルディア・ヴェネツィア王国の総督となりました。
 ヨハン・シュトラウス一世(1804-1849)は、オーストリアのウィーン生まれで、ウィンナ・ワルツを完成させた人物の一人として「ワルツの父」と呼ばれています。彼の最も有名な曲は、毎年アルバートホール(左の写真)で行われるウイーンフィルのニューイヤーコンサートの最後に演奏されるこの「ラデツキー行進曲」です。

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